日時
2015年7月25日(土) 13:30-17:00
会場
大阪ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行大阪支店)大阪市中央区和泉町2-2-2

高校生ICT Conference 2015 in 大阪 第一回 開催概要

日時:

2015年7月25 日(土)13:30-17:00

場所:

大阪ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行大阪支店)
大阪市中央区和泉町2-2-2

参加人数:

熟議参加生徒 32人
見学者 37人(教員・教育関係者・その他)
合計:69人

参加校:

〔大阪府〕
羽衣学園高等学校、大阪市立東高等学校、大阪学院大学高等学校

第1回は前週の台風の影響で参加校が3校にとどまりましたが、高校生、教員、企業関係者など約70名の参加者を得て、「大人のルール&マナー」をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。

【リアル熟議】
主旨説明 羽衣学園高校 米田 謙三 先生
これからの進め方を紹介、ICTカンファレンスの意義や目的などとあわせて、本日の流れも紹介しました。

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開会の挨拶
内閣府 政策統括官(共生社会政策担当)付参事官補佐 鈴木 敦 様
 高校生ICTConference2015の意義及び内閣府の役割についてもあわせて紹介いただきました。

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第一部  事業者による講演
企業さんがあらかじめ自分達でテーマと役割を決めて短い時間でそれぞれ重要な内容をプレゼンしてくださいました。
LINE株式会社 政策企画室 高橋 誠 様
ルールを考える際、どのように考えればよいかの指針について講演してくださいました。 まず、「悪口を言ってはいけない」という具体例を出し、なぜこのルールを作る必要があるのか、どういう状態だと守られていると言えるか、どうやったら維持できるか、ということについて、をお話くださいました。 そして、インターネットの特徴(公開される、記録される、拡散する等)についても触れてくださり、インターネットの特徴を踏まえ、ルールを作ることが目的になると思考停止してしまうので、ルールを作る際には『最終的に関係者がどういう状態になればよいか』『ルールを作ることが目的ではなく自ら考え続ける』ということをお話くださいました。、その上で、ルールを決めて実行するだけでなく、ルールを見直す方法も事前に考えておくなど、PDCAサイクルを考えよう、とお話くださいました。

03 LINE高橋.JPG

デジタルアーツ株式会社 経営企画部 経営企画課 工藤 陽介 様
デジタルアーツ社の提供する『スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ』を使用して、大人の考えたルール&マナーについて改めて考えてみるという内容で講演してくださいました。
具体的には、「ネットで知り合った人に会いに行ってはいけません」「メッセージを送る時は相手の気持ちを考えよう」「ネットに個人情報を載せてはいけません」「歩きスマホをしてはいけません」「電車やバスの中では通話をしてはいけません」といった既存のルールについて、一概にそうとは言えないのではないかという問題提起をし、第二部の議論のきっかけ作りをしていただきました。

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各プレゼンの内容をしっかり参加生徒はメモをとりながら次の熟議に備えていました。各プレゼンの内容も 現在の問題点、今後の課題、これからの活用方法、企業の立場からの提案など いろいろなアイデアが盛り込まれていて教員にも大変有意義なものでした。


参加校 学校紹介 および グループ分け
 参加生徒全員が前に来て学校ごとに簡単に参加者紹介を行いました。
 学校ごとに自己紹介をしたので少し緊張感も和らげました。その後グループ分けして5つに分かれました。

第二部:熟議「大人のルール&マナー」
グループに分かれ大阪私学教育情報化研究会の教員等がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始しました。高校生たちは一緒に入って下さった事業者の方にもいろいろと質問をしながら、メモや付箋紙を活用し、意見を出し合っていきます。歓声が上がるほど活発な意見交換が出されました。ネットへの依存の高さや現代社会の問題点も出しているグループもありました。そこからいよいよ今回のテーマの「大人のルール&マナー」ということでさらに付箋紙を使いながらまとめていきました。付箋紙を模造紙に貼り付けていく中で意見を整理分類して、各グループでまとめて行きました。細かなテーマにしぼった班や少し大きなテーマで取り組んだ班などいろいろとありました。
また企業の方もサポータとして入っていただきました。専門的な質問が出ると
すばやく答えてくださいました。
また書記はOB、OGが担当しました。事前にフォームやまとめ方を打ち合わせして、滞りなくまとめることができました。

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(詳細は別紙「熟議録」をご参照ください)

第三部:グループ発表
・グループ発表(各グループ3分程度)
 今回のポイントは 前半の事業者様のプレゼンを高校生がかなりうまく活用していたことです。スマホの明暗をうまくよみとり、つなげて発表していました。明と暗、おもいやり、コミュニケーションの大切さをうまくまとめてくれました。

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講評  一般社団法人情報教育研究所 代表理事 永坂 武城 様
永坂氏は、全体の印象として「経験を重ね学んでいると同時に、高校生がルールに何を求めているのかが伝わって来た」と述べた。熟議を通して各自が自分と向き合えた貴重な時間を過ごせたとした上で「自由、依存、リスク、効果、安心して使いたい等」自身がルールに何を求めているのか気づけたのではないかと語った。今後、学んで欲しいこととして「大人が必要と考えるルール」と「自分たちが不必要と思えるルール」のギャップに意識を向け「どうしてそのルールを大人が必要と考えているのか」それに共感できない自分には、何かが不足しているかも知れないと仮説を立てて、振り返って欲しいとして、高校生に『問題点の見つけ方』についてアドバイスをしていただけました。

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 最後に、羽衣学園高校 米田謙三先生より次回の予告を紹介しました。

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「開催報告書」他

高校生ICTConference2015_開催報告書(大阪第一回)
高校生ICTConference2015_熟議録(大阪第一回)

高校生ICTConference2015_アンケート集計(大阪第一回)