日時
2015年9月20日(日) 13:30-17:00
会場
大阪府私学教育文化会館大阪府大阪市都島区網島町6-20

高校生ICT Conference 2015 in 大阪 第二回 開催概要

日時:

2015年9月20 日(日)13:30-17:00

場所:

大阪府私学教育文化会館 
大阪府大阪市都島区網島町6-20

参加人数:

熟議参加生徒 38人
見学者 35人(教員・教育関係者・その他)
合計:73人

参加校:

〔大阪府〕
羽衣学園高校、大阪学院大学高等学校、大阪市立東高等学校、大阪府立東百舌鳥高等学校
〔奈良県〕
奈良県立奈良朱雀高等学校

高校生、教員、企業関係者など約73名の参加者を得て、「大人が作った子どものルール&マナーを考える」をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。

【リアル熟議】
主旨説明 羽衣学園高校 米田 謙三 先生
これからの進め方を紹介、ICTカンファレンスの意義や目的などあわせて本日の流れも紹介しました。

01 司会米田先生.jpg

開会の挨拶
総務省 近畿総合通信局 電気通信事業課 課長 原 彰宏 様
 高校生ICT Conference2015の意義及び総務省の情報モラル・リテラシー教育などの取り組みについてもあわせて紹介いただきました。

02 近畿総通原さん.jpg

第一部:事業者による講演
「"気づき"が見つけられる「8つの意識」」
  一般社団法人・情報教育研究所 代表理事 永坂 武城 様
ネットトラブルは他者とのコミュニケーションギャップによって生じるケースが少なくありません。コミュニケーションを取る相手と考え方が違えば、受け答えの差異、相手の考え方について納得感が生まれます。情報モラルを勉強したり、問題解決の方法を模索する時に8つの意識を活用すると関係性に気づけるようになります。
【8つの要素】・・「何を」「誰が」「どのような目的で」「誰に」「いつ」「どのような効果を期待して行ったのか」「それらの根拠は何であるのか」「それによって発生するリスクの可能性はあるのか」
例えば日頃、根拠に意識を持たない人は、行動にブレが生じやすい可能性は否定できません。「どうして、それを行う必要があるのか」意識もせずに行動をする人は、躓きを起こしやすいかも知れません。安心安全にネット利用をするには必要な要素であり、8つの要素を常に意識できるようになることで、トラブル発生の可能性は減少することでしょう。
江戸時代の参勤交代を例に挙げた8つの意識をもとにした整理の仕方を聞いた高校生からは「歴史が嫌いなんですけど事例を聞いて、こうやって勉強すれば良いんだ!と分かりました」、別の高校生からは「今日のようにルールだけではなくて、伝える時や文章を書く時に使いたい」の感想がありました。
8つの意識(当日配布資料)

03 JKK永坂さん.jpg


参加校 学校紹介 および グループ分け
  参加生徒全員が舞台上にあがり学校ごとに簡単に参加者紹介を行いました。
 学校ごとに自己紹介をしたので少し緊張感も和らげました。その後グループ分けして5つに分かれました。

第二部:熟議「大人が作った子どものルール&マナーを考える」
グループに分かれ大阪私学教育情報化研究会の教員等がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始しました。高校生たちは付箋紙に考えていることを提示していき、活発な意見を出し合っていきました。ネットの問題については大人が知らな過ぎるといった問題点を提示しつつ、その大人に向けた発信方法を検討しているグループもありました。ルールとマナーを深く考え込み、分析していたグループもありました。そこからいよいよ今回のテーマの大人が作った子どものルール&マナーを考えるということで「高校生だから言える提言」をキーワードにさらに付箋紙などを使いながらまとめていきました。付箋紙を模造紙に貼り付けていく中で意見を整理分類して、各グループでパソコンを使ってプレゼンテーションソフトにまとめていきました。細かなテーマにしぼった班や少し大きなテーマで取り組んだ班などいろいろとありました。
また企業の方もサポータとして入っていただきました。専門的な質問が出ると
すばやく答えてくださいました。また書記はOB、OGが担当しました。事前にフォームやまとめ方を打ち合わせして、滞りなくまとめることができました。

(詳細は別紙「熟議録」をご参照ください)

熟議1.jpg熟議2.jpg熟議3.jpg熟議4.jpg熟議5.jpg

第三部:グループ発表
・グループ発表(各グループ4分程度)
 発表のまとめ後、各グループ4分程度の発表を行いました。
各グループ、模造紙のまとめとプレゼンテーションソフトをうまく活用しながら堂々とプレゼンしてもらいました。
 その後、引率の先生と各校の生徒代表が集まり、東京サミットに行く代表校の選定投票を行いました。

グループ発表1.jpgグループ発表2.jpg

最後に、羽衣学園高校 米田謙三先生より以下全体講評をいただきました。
『7月に「社会大人のルール&マナー」ということで、大人(世の中)のネット利用について「問題あり」と思うことをいろいろと出し合い、カテゴリーごとにまとめました。「投稿系」「違法」「詐欺」「友人間コミュニケーション」など。
本日は2回目ということで、きちんと議論の優先順番を決め、問題の原因、本質を議論していました。最初に講演いただいた内容をもとに「大人が作った子どもの
ルール&マナーを考える」からルール分類したりして、ルール&マナーの本質を
見極めネット環境をよりよくしていくために自分たちが出来ること、やるべきことを議論していました。最後に自分たちの考えるルールを整理し、提言してくれました。これを機会にぜひ自分たちの学校に戻ってからも、「高校生自身の気づき」「年少の子どもに行動できる高校生」「次世代の保護者」としてしっかり行動してください。』

04 全体写真.jpg

「開催報告書」他

高校生ICTConference2015_開催報告書(大阪第二回)
高校生ICTConference2015_熟議録(大阪第二回)
高校生ICTConference2015_グループ発表資料(大阪第二回)
高校生ICTConference2015_アンケート集計(大阪第二回)