開催概要
日時: |
2022年10月9日(日) 12:30-17:00 |
場所: |
帝塚山大学 東生駒キャンパス |
参加人数: |
熟議参加生徒 22人
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参加校: |
帝塚山高等学校
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高校生、教員、企業関係者など37参加者を得て、“デジタル社会における学び方と学びの場 オンライン環境で「出来ること」「すべきこと」”をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。
【熟議】
司会進行・主旨説明
奈良県立香芝高等学校 川下 優一 様
高校生ICT Conferenceの概要及び本日の大まかな流れを説明していただきました。
来賓挨拶
総務省近畿総合通信局情報通信部電気通信事業課 課長 川合 徹 様
新型コロナ感染症で、ネットが担う役割は拡大し、社会が大きく様変わった。例えば、導入が進んだオンライン学習は、プラス面も多いが、マイナス面もある。また、気軽に情報発信ができるSNSは、情報の収集も容易になるメリットがあるが、誹謗中傷やネット上の知り合いとリアルに会って危険な目に遭うというデメリットもある。ネットは便利な一方で、「フィルターバブル」「エコーチェンバー」も生じる。本来、スマホやネットは、生活を便利にし、世の中の課題解決に役だつものです。本日の議論を通じて、課題を解決するためのヒントを提言して欲しい。
会場校挨拶
帝塚山大学 日置 慎治 様
事業者による講演
株式会社サイバーフェリックス 久本 拓宙 様
• 小中学生は、学校でのデジタルを用いた学びが進んでいる
• 小中学生は、デジタル世界を自由に走行できる運転免許証が必要
• デジタル世界の運転免許証をとるには何が必修項目か
デジタルの世界では 次のことができる
・自分のしたいことを実現できる
・遠く離れた人を助けることができる
・自分が賛同(さんどう)する活動を支援できる
一方で気をつけなければならないこと
・コンピュータへの不正アクセス
・国営メディア乗っ取り
・フェイクニュース
・個人情報流出 など
「たった一回の悪ふざけでもデジタル世界では一生消えない」
また、これから身に着けてほしい力として
1)スクリーンタイムの扱い
2)ネットいじめの扱い
3)サイバーセキュリティの扱い
4)デジタル共感力
5)デジタルフットプリント
6)プライバシーの扱い
7)デジタル市民のアイデンティティ
8)クリティカルシンキング
最後にGIGAスクール時代に情報モラル教育に取り組む小学校の課題例を紹介いただきました。
1)どういった取り組みをしていいかわからない
2)独自に取り組んでいるが負荷が高い
3)ネットトラブル発生を防ぎたい
4)端末持ち帰りで保護者の不安をなかなか払拭できない
第二部:熟議
5つのグループに分かれ大学生と教員がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始し、プレゼンテーションソフトを利用して熟議の内容をまとめました。
第三部:グループ発表
各グループともプレゼンテーションソフトを活用して3分程度の発表を行いました。(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)
その後、参加生徒により、11月3日に開催される東京サミットに行く代表校の選定投票を行い、奈良県立香芝高等学校が代表校に選出され、発表されました。
「開催報告書」他





