文部科学省事業ネットモラルキャラバン隊・野田市PTA研修会

 2016年12月3日、千葉県野田市役所にて、文部科学省委託事業「ネットモラルキャラバン隊」が開催され、安心ネットづくり促進協議会が共催しました。文部科学省 生涯学習政策局 青少年教育課推進係長 内海 隆博様の「青少年のスマホやインターネットをめぐる問題に関する取組」の説明に続き基調講演と会場トークセッションが行われ、約160人の保護者が参加されました。

基調講演

「ネット社会と人権 ~情報モラルの育成から考える~」

講師:川島芳昭(宇都宮大学 教育学部 准教授)

 基調講演では、ネット上でのコミュニケーショントラブルや、フィルタリングの利用、インターネット利用に関するルール作りについて講演頂きました。
 ネット上でのコミュニケーショントラブルについては、誤解・曲折のトラブル例を確認しながら、トラブルが起こる仕組み、その予防と対策についての説明。  
 ルール作りについては、子供と一緒に利用方法について話し合い、楽なルール、曖昧なルールにならないように配慮がしながら作り、その後もPDCAサイクルをまわしていくことが必要との説明を頂きました。
 最後に、本日の講演を聞いただだけではなく、実践する事が重要であることをお話し頂きました。

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トークセッション

「情報モラルってなに?~日常生活のモラルや情報社会の特性を再確認し、子供の想像力を育もう~」

コーディネーター:
堤 千賀子(茨城県メディア教育指導員連絡会 会長)

パネリスト:
川島 芳昭(宇都宮大学 教育学部 准教授)
山田 峰郎(総務省 関東総合通信局 情報通信部 電気通信事業課長)
大田 紀子(千葉県PTA連絡協議会 会長)
石原 友信(ソフトバンク(株)CSR事業開発室 担当課長


トークセッションの冒頭、総務省山田様、ソフトバンク株式会社石原様より、取り組みについて説明の後、トークセッションが始まりました。

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