高校生ICT Conference 2020 in 大阪

開催概要

日時:

2020年9月6日(日) 13:00-17:00

場所:

オンライン

参加人数:

熟議参加生徒 39人
見学者    32人(教員・教育関係者・その他)
合計     71人

参加校:

兵庫県立福崎高等学校
関西学院千里国際高等部
羽衣学園高等学校
東海大学付属大阪仰星高等学校
早稲田大学系属早稲田摂陵中学校・高等学校
神戸学院大学附属高等学校
大阪市立東高等学校
清教学園中・高等学校 
                (順不同) 

高校生、教員、企業関係者など71名の参加者を得て、Zoom を使ったオンライン形式で、「新しい生活様式とICT活用法」~行動制限の時代に生きる~をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。

 

【熟議】
 司会進行・主旨説明
 実行委員長 米田謙三 様        

高校生ICT Conferenceの概要及び本日の大まかな流れを説明し、オンラインならではのポイントや主旨なども説明しました。

(サポート 清教学園高校 勝田 浩次様)

 

【開会の挨拶】
 総務省 近畿総合通信局  電気通信事業課 課長  稲垣 裕介 様

総務省の業務について説明いただいたうえで、高校生ICT Conferenceの目的は、高校生自身が、スマホやネットの利用について深く考え、自ら実践し、社会に提言することにあることをお話いただきました。また現在コロナ渦の中で、SNSでの誹謗中傷などネットによるトラブルが多く発生し社会問題になっていることを踏まえたうえで、「新しい生活様式と ICT 活用法」について、議論して欲しい旨の期待もいただきました。

 

第一部         事業者による講演

 エースチャイルド株式会社 A‘s Child Inc.
(エデュケーショナル・ストラテジスト) 飯島 淳 様

 エースチャイルド社の取り組みから、リモートワークや協働、特に他者が必要とする自身の能力を組み合わせることの重要性について、「出会いは才能だ」という点からお話をいただきました。また、リアルとネットをつなぐICT技術も紹介していただき全力で熟議をきたいするという熱いメッセージをいただきました。

 

【アイスブレイク、熟議注意点説明】
 清教学園高等学校 勝田先生

これからの熟議に向け説明とアイスブレイクについても紹介しました。

【アイスブレイク、 自己紹介】: ファシリテーター・参加校紹介 および グループ分け

8つのグループのブレイクアウトルームにわかれてから、それぞれのグループのファシリテーターを務める大学生から本日の目標、アイスブレイク、自己紹介などを実施しました。

 

第二部:熟議「新しい生活様式とICT活用法」~行動制限の時代に生きる~

ブレイクアウトルームで8つのグループに分かれ大学生がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始しました。まずは「学業の視点から」次に「コミュニケーション能力の視点から」ということを中心にGoogleスライドを活用しながら意見を整理分類しまとめて行きました。具体的な使い方については、テーマにしぼった班や少し大きなテーマで取り組んだ班などいろいろとありました。熟議の中で分からない事は、企業の方や先生方にも随時サポーターとして入っていただき、すばやく答えてくださいました。今回、ファシリテーターは大学生でしたが、事前にオンラインでのフォームやまとめ方を打ち合わせして、滞りなくまとめることができました。(研修を今年も4回ほどファシリテーターのみで実施しました)

 今回の大阪の熟議の大切にしたポイント

1 学校にいけない中で、あなたはどのICT機器を勉強に使い、その機器は授業の代替え機能を果たしましたか。一ヶ月を超える長い時間で感じたメリット、デメリットはなんでしたか。足りなかったところ、改善すべき課題を拾い出してみよう

2 SNSがあったことでできたクラス、部活、生徒会の仲間との意思疎 通やふれあいはいかがでしたか? 使い過ぎになったり、SNS等で友達どうしトラブルになったり、これまで交流の無かった人からの接触等での事故はありませんでしたか。コミュニケーションにおいて気を付けたこと、使用するにあたって心掛けたことはありますか?

3 ICT機器は、学校、地域が機能しなくなる中で、その機能を代替えするには何が足らないと感じましたか。

(詳細は別紙「熟議録」をご参照ください)

 

参考:各班のポイント  4班が代表グループに選ばれました。

【1班】  SNSでのトラブルを無くすには
・ITの授業で ソーシャルメディアリテラシーかつアクティブラーニングを導入特に誹謗中傷を取り上げる


【2班】 情報と生活が偏らないように
・先生がネットについて学び、生徒が困らないように
・ネットに強い先生を多く置く(特に公立高校)
・半年に一回オンライン授業を実施して慣らしておく
・国がある程度オンラインを統一
⇒月に一度、遅れている学校を重点的にネットに強い先生のサポートを受けオンライン授業を義務化
・災害時 :ネットが繋がらない時の処置  携帯会社が動くより、国の自衛隊が動く(地域によっては防災)


【3班】 Fair Every School みんなが使いやすいツールを求めて・・・・教育格差
・国が全国で統一した誰でも使える教育アプリを先生向け使い研修、教育実習
・年代別教育アプリやSNSの使い方支援
・家庭の収入ごとに長期的支援
・学校に行かずとも学べる環境の構築
⇒FES というアプリの提案


【4班】 ドラえもん時代の学習形態   ~オンライン授業の今後の発展~ 
・高校生が考えたオンライン授業
 ① 夏場・冬場 = 寒暖差 登校が厳しい
 ② 英語教育 = 「生きた英語」が学べない
・問題①:Wi-Fi等の環境整備  解決策:市町村での取組を強化
・問題②:人間関係の構築 解決策:コミュニケーションを重視した授業を増やす
  家=学習の場
  学校=コミュニケーションの場


【5班】 ICTを使うまでのサポート!
・ICT関係上のトラブルを自分で調べる事なく自分での解決をサポートする
・遠隔操作でトラブルの解決方法を提示 シンプルな説明  丁寧な誘導
 ログイン方法、サービス方法 プライバシー対応、 遠隔操作など)


【6班】 ICTを使い、教育格差をなくす! ~withコロナで見えてきた問題点~
・教育格差の改善授業内容
・人材も含めて
・資金調達の必要性
  政府の資金分配や寄付をもらう(申請)
  無線ネット環境
  デバイス


【7班】 身近になった情報とのつきあい方
・情報を自分で見分ける力。
・人間の五感を意識して生活。
・物事にチャレンジする。
・心を休め、情報への見方を変えてみる。
・意見を言い合える場所の整備。 
・過激な発言や情報の偏りを防ぐために、実際に体験した人などの意見を中心に取り扱う。


【8班】 メディアリテラシーとオンラインの共存
・小さい子に対して IT関連に触れる機会を
  →絵本や劇にする
・大人に関しては有名人に広告などをしてもらう
・匿名性を減らして欲しい

 

第三部:グループ発表

各グループともプレゼンテーションソフト(Googleスライド)を活用して3分の発表を行いました。(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)

 

【講評】
 大阪私学教育情報化研究会 副会長 米田謙三 様

初のオンライン開催ではあったが、大学生のファシリテーターのもと議論が進み素晴らしい開催となった。オンラインでも活発に意見交換がされ、短い時間の中で提言をまとめることができ、今後、オンラインでの話し合い、発表等が増えると想定される中で有意義な開催となった。話し合った事を、学校に戻っても話しあい活かして欲しいと、未来を創る担い手にエールを送りました。

 

 その後、参加生徒により、11月3日に開催される東京サミットに行くグループの選定投票を行い、またそのグループで代表者の選定投票を行い関西学院千里国際高等部が代表校に選出され、全体会で発表されました。

 

「開催報告書」他

pdfファイル ■2020年度高校生ICTConference_イベント開催報告書(大阪オンライン )

pdfファイル 発表資料

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