2013年10月31日、北海道・旭川市「旭川グランドホテル」にて開催されました。基調講演とパネルディスカッションを行い、約300人の方が参加されました。

青少年のインターネット利用環境づくりフォーラム in 北海道

写真:会場の様子

【基調講演】

ソーシャルメディアコミュニケーションで大切なこと、必要な力

講師:井上 真由美氏(株式会社ミクシィ)

グローバル社会を生きていくデジタルネイティブの子ども達のネットリテラシーを育むために、子どもたちが次代を生きていく力をサポートしてあげてほしい」というメッセージとともに、『人とのつながり、関係性』『コミュニケーション』『物事の本質、真贋を見る目』『コミュニケーションを伝えるための道具や環境を知ること』にフォーカスして、お話いただきました。

写真:株式会社ミクシィ井上氏登壇の様子

問題提起と解説 ~携帯電話・インターネットをめぐる風景~

スキット上演:

北海道旭川南高等学校 演劇部 「つぶやきの代償」
北海道旭川農業高等学校 演劇部 「問答無料」

地元北海道の高校生の演劇部のみなさんによるスキット上演。Twitterでつぶやいた内容が思わぬ事態を起こしたり、無料だからと気軽に登録した出会い系サイトで法外な請求が送られてきたり、インターネット上の安易な言動により、青少年だけではなく社会人の大人でも充分に気をつけなければならないことを、改めて考えさせられる機会となりました。

写真:スキット上演の様子

基調講演

スマートフォン利用者の個人情報保護

講師:新保 史生氏(慶応義塾大学 教授)

近年、急激な普及が進んでいるスマートフォンにおけるプライバシー管理について、詳しく説明。スマートフォン利用者が守るべきプライバシーガイドを始め、ソーシャルメディアにおける利用と法律、業界団体や政府の取り組みをお話いただきました。

写真:新保氏登壇の様子

基調講演

Amebaにおける青少年の実情と対策

講師:中村 広毅氏(株式会社サイバーエージェント)

Amebaサービスにおいて実際に発生している「不正アクセス」の手口を、事例に基づいて具体的に説明。不正アクセスにあわないためには、安易なパスワードを使わないことや定期的にパスワード変更をするなど、基本的な対策をご提示いただきました。

写真:株式会社サイバーエージェント中村氏登壇の様子