開催概要
日時: |
2018年8月20日(月) 11:00-17:00 |
場所: |
NCC 新潟コンピュータ専門学校
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参加人数: |
熟議参加生徒 29人
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参加校: |
新潟県立新潟南高等学校
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高校生、教員、企業関係者など47名の参加者を得て、社会で活躍するためのICT活用法 ~ 18才成人化を控えて ~をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。
【リアル熟議】
司会進行・主旨説明
草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会 落合 博幸 様
高校生ICT Conferenceの概要及び本日の大まかな流れを説明していただきました。
開会の挨拶
(1) 総務省信越総合通信局 情報通信部長 西浦 徳昭 様
「スマートフォンの普及により、商品やサービスの購入、銀行でのお金の払い出し等、インターネット上での契約行為が増えています。18才成人化は大人としての権利の行使と共に、自己責任が伴うようになります。」「様々な産業や日常でのICT活用が進む中、どのようなことに注意を払い、どのような能力を身に着ける必要があるのかをコンセプトに、活発な熟議により、ICTの利活用への理解を深め、大人では考えつかないような素晴らしいアイデアを出していただくことを期待します。」と話して頂きました。
(2) NCC新潟コンピュータ専門学校 情報システム科 学科長 佐藤 修一 様
「本校では、以前からサイバーセキュリティに関する授業や行事を行っており、県警やサイバーセキュリティの会社に御協力、ご一緒させていただいています。」「学校が工事中でご迷惑をおかけしますが、初めて会う他校の生徒と打ち解けて、工事の音に負けないくらいの活発な熟議、議論を交わしていただけるのを楽しみにしています。」と話して頂きました。
第一部 事業者による講演
(1) グーグル合同会社 公共政策部 公共政策カウンセル 前田 恵美 様
インターネットの安心・安全を守るための同社の取り組み、ウェブレンジャーの紹介などについてお話し頂きました。
(2) 一般社団法人 情報教育研究所 代表理事 永坂 武城 様
本カンファレンスで議論する上で、一方的な考え方では無く、相手との価値観の違いを認め、尊重し、多角的な物の見方を受入れることの大切さなどについてお話し頂きました。
アイスブレイク、自己紹介、昼食休憩
6つのグループに分かれ、各グループ内で自己紹介などを実施しました。
昼食をとりながら、アイスブレイクを兼ねて、NCC新潟コンピュータ専門学校の学生が制作したVRゲームを体験したり、ロボコンに出場したロボットの説明を受けたりしました。
第二部:熟議「社会で活躍するためのICT活用法 ~ 18才成人化を控えて ~」
グループに分かれ、敬和学園大学、NCC新潟コンピュータ専門学校の学生がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始しました。メモや付箋紙を活用しながら模造紙に貼り付けて意見を整理分類しまとめて行きました。
第三部:グループ発表
各グループともプレゼンテーションソフトを活用して3分程度の発表を行いました。(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)
その後、参加生徒らにより、11月3日に開催される東京サミットに行く代表の選定投票を行い、最も得票数が多かった第2班の中から、後日メンバーを選出することとなりました。
全体講評 新潟第一高等学校・新潟第一中学校校長 草間 俊之 様
「昨年、全国大会に行ってきましたが、他の地域に比べ、新潟や東北地方の生徒はおとなしい印象を受けました。格好を付けず、有り体の自分を積極的に出して、他の地域に負けないよう、頑張ってもらいたい。」「コミュニケーション能力とは教養に裏付けられるものであり、本を読んだり、スマートフォン等からいろんなものを吸収して、これらを通じてさりげなく自分を表現できる人間になってください。」などと講評を頂きました。
「開催報告書」他

