開催概要
日時: |
2018年9月9日(日) 10:00-17:30 |
場所: |
大阪ユキビタス協創広場CANVAS(内田洋行) |
参加人数: |
熟議参加生徒 40人
|
参加校: |
啓明学院高等学校
|
高校生、教員、企業関係者など67名の参加者を得て、社会で活躍するためのICT活用法 ~ 18才成人化を控えて ~をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。
【リアル熟議】
司会進行・主旨説明
大阪私学教育情報化研究会 副会長 米田謙三様
本日の高校生ICT Conferenceの主旨や概要及びスケジュールなどについて簡単に説明していただきました。
開会の挨拶
総務省 近畿総合通信局 電気通信事業課 課長 下村 英治
総務省や近畿総合通信局での、取組み、また、高校生ICT Conferenceへの期待などについて、お話をいただきました。
第一部 事業者による講演
エースチャイルド株式会社 青木 勲
実際に発生したネット上の事例をもとに、ネットトラブル発生の詳細、またエースチャイルドの対処方法の説明そしてこれからの社会での必要な力についてなどの講演を行ってくださいました。またプレゼンテーションの方法、スライドの見せ方なども教えていただきました。
プレゼンの内容をしっかり参加生徒はメモをとりながら次の熟議に備えていました。プレゼンの内容も 現在の問題点、今後の課題、これからの活用方法、企業の立場からの提案などいろいろなアイデアが盛り込まれていて大変有意義なものでした。
アイスブレイク、 自己紹介
7つのグループに分かれ、アイスブレイクの後、各グループ内で自己紹介などを実施しました。昼食もグループごとで食べて親睦も深めました。
第二部:熟議「社会で活躍するためのICT活用法 ~ 18才成人化を控えて ~」
グループに分かれ大学生がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始しました。大人と子供のちがいや青年と未成年のちがいなどをメモや付箋紙を活用しながら模造紙に貼り付けて意見を整理分類しまとめて行きました。社会で活躍することについては、テーマにしぼった班や少し大きなテーマで取り組んだ班などいろいろとありました。
熟議の中で分からない事は、企業の方もサポータとして入っていただき、すばやく答えてくださいました。
今回もファシリテーターは大学生を中心としたOB,OGが務めました。事前に何度も研修を重ね、また記録のフォームやまとめ方を打ち合わせして、滞りなくまとめることができました。
(詳細は別紙「熟議録」をご参照ください)
第三部:グループ発表
各グループともプレゼンテーションソフトを活用して4分程度の発表を行いました。(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)
その後、参加生徒により、11月3日に開催される東京サミットに行く代表校の選定投票を行い、神戸学院大学付属高等学校が代表校に選出され、発表されました。
最後に、OGのサミット代表から内閣府で発表経験もある永冨さん本日の感想や現在の取り組み(現在台湾の大学に進学中)について話してもらいました。
講評にかえてグループのまとめを伝えました。
・ICTを用いて、社会とのコミュニケーションを重視し、好循環を生み出す。
・アプリに個人情報を統合し、情報を活用しやすい社会に。
・責任の重さが怖くて活躍できない…アプリ「インフィニティ」で解決!
・体験や知識を共有できるアプリを活躍に活用。
・ロボットを活用して、自分に足りない部分を補う。
・架空オフィスを開発し、誰もが“いつでも”、“どこでも”仕事をしやすく。
・成人してから必要なことを共有し、成人してからの不安解消。
「開催報告書」他

