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高校生ICT Conference 2023 in 新潟

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開催概要

日時:

2023年8月17日(木) 11:00-16:30

場所:

新潟コンピュータ専門学校&オンライン(ハイブリッド)

参加人数:

熟議参加生徒 25人
見学者    37人(教員・教育関係者・その他)
合計     62人

参加校:

学校法人石善学園新潟第一高等学校
学校法人日本文理学園日本文理高等学校
新潟県立新潟南高等学校
新潟県立新潟江南高等学校
新潟県立新潟工業高等学校
新潟県立巻高等学校
新潟県立新津高等学校
新潟県立新津工業高等学校
新潟県立新発田南高等学校
新潟県立長岡大手高等学校
新潟県立新潟中央高等学校   (順不同)

高校生、教員、企業関係者など62名の参加者を得て、“今、高校生が考えるデジタルシティズンシップとは―デジタルウェルビーイングな社会を目指して―”をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。

 

【熟議】

司会進行・主旨説明

草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会  落合 博幸 様

高校生ICT Conferenceの概要及び本日の大まかな流れを説明していただきました。

開会の挨拶

総務省信越総合通信局 情報通信部 電気通信事業課 課長 久保田 昌平 様

  オンライン授業の導入やギガスクール構想による1人1台の端末等、急速にICT環境の整備が進んでおり、幅広い世代へのスマホの普及により、インターネットが生活の一部となり欠かせないものとなりました。情報を正しく安全に利用し、他者への影響を考え、情報社会に責任を持ち、ルールマナーを遵守することを望んでいます。また、情報通信機器を駆使して目的の情報を取得し、情報を活用することで情報モラルを深めていただきたいです。本日の熟議では、高校生の柔軟な発想をブラッシュアップして、全国大会に皆さんの代表を選出し、皆さんの意見を政府へ提言していただきたいです。

 

第一部       事業者による講演

 エースチャイルド株式会社 飯島 淳 様

Society5.0について、政府作成の動画を紹介したのち、ICTを活用した未来について具体的に紹介したうえで、通信技術などが発展普及することによって、ネットワーク環境があれば、仕事や勉強など様々なことが持ち運べ、人生のキャリアを豊かにできると具体例を挙げ説明していただきました。次にどのような活用方法が良いのか、また、ネット上のコンテンツには、メリット・デメリットがあるが、どのように解決していくべきか等について、高校生だからこその気づき・視点・発想と今までの経験を元に熟議してほしい、またテーマに立ち返ることも大切である、と熟議のポイントなどを説明していただきました。

 

アイスブレイク、自己紹介

集合参加とオンライン参加による当県では初のハイブリット開催となり、参加高校生及びファシリテーター役の新潟県警察サイバーボランティアの学生がそれぞれ自己紹介を行いました。

その後、集合参加者は、各グループ(5グループ)で、昼食を取った後、アイスブレイクを実施しました。

オンライン参加者は、それぞれ昼食を取った後、Zoomのブレイクアウトセッション機能を利用して2グループに分かれ、アイスブレイクを実施しました。

 

第二部:熟議:“今、高校生が考えるデジタルシティズンシップとは

―デジタルウェルビーイングな社会を目指して―”

アイスブレイクを行った後、高校生が熟議を開始しました。

熟議の内容は、参加生徒の意見をグーグルスライドに整理しながら、まとめを行っていきました。

 

第三部:グループ発表

各グループともグーグルスライドを活用して3分程度の発表を行いました。(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)

 

 その後、Googleフォームを使い、参加生徒・ファシリテーター・担当教員らが11月3日に開催される東京サミットに行く代表生徒の選定投票を行いました。 

その結果、最も投票数の多かった第5班の中で新潟県立長岡大手高等学校1年男子生徒が代表生徒として選出されました。

 

講評

 最後に敬和学園大学人文学部教授 一戸 信哉 様から本日の講評をいただきました。

 今回のテーマについて、リスクも踏まえて熟議する等、内容が難しく盛りだくさんなリクエストだったが、各グループとも熟議や発表それぞれ丁寧にできていました。色々なキーワードの可能性について話ができていたということが印象的でした。ただ、その中で熟議の大切なポイントを絞って時間をかけることで、さらに具体例が思いついたり、大人が気づいていないような利用形態等の議論に広がったかもしれません。今後、世代を超えてお互いのやりたいこと、できたら良いと思うサービスを考え、開発・実装し、世の中をより良くしていくことが大切です。

今日の熟議を通して、もう一歩をどの様に踏み込んでいけばよいか共有できたので、今後の課題として考えていただきたいです。

掲載用

「開催報告書」他

pdfファイル 開催報告書開催(新潟)

pdfファイル 発表資料1班

pdfファイル 発表資料2班

pdfファイル 発表資料3班

pdfファイル 発表資料4班

pdfファイル 発表資料5班

pdfファイル 発表資料6班

pdfファイル 発表資料7班

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