2013年11月5日、6日の2日間、沖縄県浦添市「てだこホール」にて開催されました。基調講演とパネルディスカッションを行い、約200人の教育関係者・保護者が参加されました。
1日目
基調講演
スマホとSNS時代の情報モラルとは~ネット社会で生き抜く子ども達を育てるには~
講師:桑崎 剛氏(熊本市立総合ビジネス専門学校 教頭)
小中学生の子どもたちの携帯電話の所有状況や利用方法を実際の調査結果などをもとにお話しいただきました。また、利用から起こるトラブルの具体例や、どう対処していくべきなのかをご講演いただきました。
パネルディスカッション①
沖縄における青少年のインターネット利用の実態について
コーディネーター:
桑崎 剛氏(熊本市立総合ビジネス専門学校 教頭)
パネリスト:
沖縄県内 高校生5名、中学生4名
沖縄県で高校生が行っている全国会議の様子、その中で"インターネット利用"に関して議題に上がった内容を高校生の皆さんから紹介いただきました。「面と向かって言えないことはインターネットにも書かないでほしい」など、青少年の率直な意見も飛び交い、自分たちが安心・安全にインターネットを利用するために何をすべきかを積極的に議論していました。
パネルディスカッション②
青少年のインターネット利用環境整備に関する地域連携の取り組みについて
コーディネーター:
曽我 邦彦氏(社団法人日本PTA全国協議会 元会長)
パネリスト:
桑崎 剛氏(熊本市立総合ビジネス専門学校 教頭)
伊敷 猛氏(沖縄県PTA連合会 会長)
池原 泰子氏(沖縄県警察本部生活安全部生活安全企画課 警部)
中野 正康氏(グリー株式会社 政策企画部)
各登壇者から地域や企業、団体等での取り組みをご紹介いただいた後、沖縄県の青少年が安心してインターネットを利用するために、企業・保護者・関係団体がどのように取り組んでいく必要があるかを議論しました。
2日目
基調講演
未来のインターネットと、子どもたちのために今日からできること
講師:金谷 武明氏(一般社団法人融合研究所)
まず、インターネットでできること、そして近い将来できるであろうことについてお話しいただきました。将来、より便利になるインターネット利用において「必要な情報を見つける能力」「見つけた情報の価値を見極める能力」「情報を活用する能力」が求められているというお話をいただきました。
基調講演
安心安全なインターネット社会の構築に向けたグリーの取り組み
講師:中野 正康氏(グリー株式会社 政策企画部)
運営しているサービスの紹介および、青少年が安心してサービスを利用できる仕組みをご説明いただきました。また、企業としての啓発活動の取り組みや、青少年がインターネットを利用する際にどういった点に注意してほしいかなどをお話しいただきました。