2014年11月15日、「玉名市民体育館(メインアリーナ)」において、第41回熊本県PTA研究大会たまな大会(第三分科会)が開催され、安心ネットづくり促進協議会が協力しました。パネルディスカッションを行い、約1400人の方が参加されました。

写真:会場全体の様子

第41回熊本県PTA研究大会たまな大会(第三分科会)

パネルディスカッション

ネット社会で賢く生き抜くには?
~スマホとSNS時代で必要な"情報モラルの力"

コーディネーター:
桑崎 剛氏(熊本市立総合ビジネス専門学校 教頭/安心ネットづくり促進協議会 特別会員)

パネリスト:
島本 久幸氏(子ども・若者とメディアを考える会会長補佐/玉名ゆりかご保育園長)
高木 雅子氏(熊本市立江南中学校教諭)
古城 大一氏(熊本県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課 課長補佐)

アドバイザー:
曽我 邦彦氏(安心ネットづくり促進協議会 副会長/日本PTA全国協議会 元会長)


島本氏発言要旨
幼保教育の立場から子供のメディア利用実態調査の結果をご紹介いただくとともに、「毎日の電子メディア(ゲームを含)との接触は時間を決めて、それを守って遊んでもらいたい、また幼児や親は小学生等の影響が受けやすいことから日々の守れる環境作りが必要。」とのメッセージをいただきました。

髙木氏発言要旨
中学生とのネットルール作成の取組みをとおして気付いた教師の担えること(子供たちが自分の課題に気付く話し合い活動・考えたルールを表現する場の設定・他者からの質問やアンケートを通して自己評価ができる場づくり)について紹介がありました。

古城氏発言要旨
コミュニティサイトに起因する犯罪被害等の状況を最新のデータの紹介と併せて熊本県警察本部の取組みについてご紹介いただきました。

桑崎先生からは子供に関心を持つこと、見守ること、自立から自律へ(規範意識の醸成)が重要であるとのお話をいただき、曽我氏からは、関係者、青少年を取り囲む関係者が子供を見守りながら、コミュニケーションの機会を増やしていくことが重要であるとのお話で締めくくられました。

写真:パネリスト登壇の様子