開催概要
日時: |
2019年9月28日(土) 11:00-17:00 |
場所: |
内田洋行・札幌ユビキタス協創広場U-cala
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参加人数: |
熟議参加生徒 31人
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参加校: |
北海道石狩翔陽高等学校
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【リアル熟議】
司会進行・主旨説明
一般社団法人LOCAL 三谷 公美 様
高校生ICT Conferenceの意義や目的とあわせて、本日の流れについて説明していただきました。
開会の挨拶
北海道総合通信局 情報通信部 電気通信事業課 課長 能登部 康生 様
青少年のスマホ利用率やSNSによる犯罪被害件数の推移などについて、国の調査データを紹介いただいた。また、「e‐ネットキャラバン」など、総務省における青少年の安心安全なインターネット利用環境の整備に関する取り組みについて紹介があった。
消費者庁 消費政策課 主査 上田 駿吏 様
SNSは良い面も多いが、SNSに関連した消費生活相談件数は増加傾向にある。もし何かの被害に遭ってしまった時は、188、に電話すると地元の相談員の方が相談に乗ってくれるので、一人で抱え込まずに電話して欲しい。
北海道高等学校PTA連合会 会長 新井田 寛 様
SNSはおとなでも子供でも欠かせないものになってきている。コンピュータの発展、AIの発展はすざましいが、コミュニケーション等のスキルはコンピュータでは人には及ばない。カンファレンスで知らない人と会話することは慣れるまで大変ですが有意義な時間を過ごして欲しい。
第一部 事業者講演
トーンモバイル株式会社 工藤 陽介 様
マズローの欲求5段階説について説明し、SNSは承認欲求を満たすために使われると言われているが、自己実現欲求などのその他の比較的高次の欲求を満たすことにもSNSは使えるので、上手に活用して欲しいという話を提案。さらにSNSのトラブルについて、参加者たちの意見を聞き、危険性等を説明。最後はプラス面をピックアップし、上手く使うよう話して、まとめて頂きました。
グループ分け、座席移動、自己紹介
6のグループに分かれ、各グループ内で自己紹介を実施しました。
第二部 熟議
各班にファシリテーターが1人つき、高校生熟議を開始しました。メモや付箋紙を活用しながら模造紙に貼り付けて意見を交わし、整理分類しまとめて行きました。
第三部 グループ発表
各グループとも、プレゼンテーション資料をスクリーンに映して発表を行いました。
その後、引率の先生と各校の生徒代表が集まり、11月3日の東京サミットに行く代表校を選ぶ投票を行いました。その結果、北海道立石狩翔陽高等学校が代表校に選ばれました。
講評
最後に、北海道大学情報基盤センターの重田勝介先生より各グループの講評と、ノーバート・ウィーナーの言葉を引用したSNSの話などがあり、Conferenceの総括をして頂きました。
「開催報告書」他
■2019年度高校生ICTConference_イベント開催報告書(札幌)発表資料