機器やサービス種別ではなく、コミュニケーション相手によって求められる力が異なる点に着目し、オンラインコミュニケーション能力を支える要素を「能力(スキル)」「知識」「倫理」に区分した上で、コミュニケーションを取る相手別に「求められる力」を整理・具体化しています。
 携帯ゲーム機の利用やスマートフォン普及によるインターネットデビューの低年齢化、メッセンジャーアプリの普及など、青少年を取り巻くインターネット環境の変化を反映させた形で、閲覧利用のみに限った「Step1」から始まり、「家族間」「顔を知っている友人」「顔を知らない相手」へとオンラインコミュニケーションを認める相手の範囲を次第に拡げていく段階分けの構造になっています。また、各段階における保護者の不安、フィルタリングなど制限サービスの設定例や、機器の使わせ方(家庭内での利用場所)も一覧できるようになっています。
各段階の要素に関する詳しい解説は、第六期報告書をご覧ください。

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http://www.child-safenet.jp/activity/1336/