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児童ポルノ対策の取り組みの経緯 1.諸外国の動き

児童ポルノ対策の取り組みの経緯 3.民間での検討

3.民間での検討

2009年3月23日
安心ネットづくり促進協議会発足に伴い、「児童ポルノ対策作業部会」(主査:森 亮二弁護士)を設置し、児童ポルノ情報への対策を強化するため、欧米諸国で採用されているブロッキングなどの運用実態調査・検証を開始、また、その調査を踏まえた具体的な閲覧防止策の検討を行い、防止策の実際の効果や弊害を測定するために、必要に応じて実証事業の実施を行うこととした。
2009年6月25日
インターネット上での児童ポルノの流通を防止するための対策について検討を行うための児童ポルノ流通防止協議会が発足された。
2010年3月25日
児童ポルノ流通防止協議会において、法的問題を取りまとめた報告書を策定、また児童ポルノ掲載アドレスリストを作成し、児童ポルノの流通防止対策を推進する事業者等に提供等を行う児童ポルノ掲載アドレスリスト作成管理団体運用ガイドラインを策定。
2010年3月30日
「児童ポルノ対策作業部会」の法的問題検討サブサーキンググループにおいて、法的問題を取りまとめた報告書を公開。その報告書で、ブロッキングは、適切な内容を含む通信全般を監視し、不適当な内容の通信を遮断するというものであり、削除が著しく困難である場合に、より侵害性の少ない手法・運用で、著しく児童の権利等を侵害する内容のものについて実施する限り、児童ポルノ画像等のブロッキングにつき、緊急避難として、現行法のもとでも許容される余地はあると記した。
2010年12月20日
「児童ポルノ流通防止協議会」は、構成員が移行する形で「児童ポルノ流通防止対策専門委員会」を発足した。「児童ポルノ流通防止対策専門委員会」は、2010年度中の児童ポルノのブロッキング実施に向け「児童ポルノ掲載アドレスリスト作成管理団体」の選定と適正な運営の監督を行う。
2011年3月29日
「児童ポルノ流通防止対策専門委員会」において、社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)を「児童ポルノ掲載アドレスリスト作成管理団体」として選定。
2011年4月1日
ICSAにおいて、児童ポルノ画像等が掲載されたサイトに係るアドレスリストの提供をスタート。
2011年4月21日
大手ISP等で、ブロッキングが開始される。

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