高校生ICT Conference 2017 in 東京 開催概要

日時:

2017年10月7日(土) 10:30-17:00

場所:

東京ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行)
東京都中央区新川2-4-7

参加人数:

熟議参加生徒 22人
見学者・関係者 42人(教員・教育関係者・その他)
合計:64人

参加校:

茨城県立神栖高等学校

茨城県立土浦工業高等学校

東京都立農芸高等学校

埼玉県立浦和高等学校

筑波大学附属桐が丘特別支援学校 (順不同)

高校生、教員、企業関係者など64名の参加者を得て、「高校生が考える心豊かな生活 ~ ICT×(家族・学校・地域)~」をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。

 

【リアル熟議】

司会進行・主旨説明:

一般財団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会

常務理事・事務局長 吉岡 良平 様

高校生ICT Conferenceの趣旨や概要、熟議のテーマ、本日の大まかな流れについて説明していただきました。

01吉岡 

 

開会の挨拶:

①内閣府青少年環境整備担当 参事官補佐(専門官) 山本 正文 様

 高校生ICT Conferenceの目的(教育的側面、情報モラル・リテラシーの向上)に非常に注目されたこと、本日はリラックスして取り組んでほしい旨、お話しをいただきました。内閣府では、スマホ時代の到来に対して「青少年インターネット環境整備法」の改定を行い環境の整備を進めており、今日は、自分が強く望んだことは叶うということ、人をおもんばかることを鑑みながら楽しく議論を行ってほしいとの激励のお言葉をいただきました。

 02内閣府

 

②総務省 関東総合通信局 電気通信事業課 課長 青山 智明 様

 総務省 関東総通局では、2020年の東京オリンピック開催に向けて、世界中から来る選手や観客の皆さんのためにインフラ環境の整備を進めていること、より臨場感のある映像を届けるため4K、8Kの推進を進めていることについてご説明いただきました。現在は第4次産業革命ともいわれ情報通信が身近に使われているが、ネット依存や架空請求等、最近は小学生等にもトラブルが拡がって危機感を感じており、今日は、スマホ等を安心・安全に使ってもらえる環境を高校生の皆さんに考えてもらえればとのお言葉をいただきました。

03関東総通 

 

第一部        事業者による講演

 グリー株式会社安心安全マネージャー 小木曽 健 様

 本日のテーマに沿って議論を行う上で共通認識を合わせることが大切だが、心豊か、すなわち「幸せ」とは人それぞれ価値観が違い、基準を合わせることは難しいことについてお話しをいただきました。その上で、自分にとっての心の豊かさについてしっかりと考え議論に入った方がよいとのアドバイスをいただき、ICTがこれからどんな環境を与えてくれるのかについてもご紹介をいただきました。最後に、「日常生活とICTの境目がなくなる」という表現は間違いで、すでに「日常生活とICTの境目はなく、今でもつながりっぱなし」であるというご説明をいただき、物事の本質を忘れないことが大切であるとのお言葉をいただきました。参加した生徒はしっかりとメモを取りながら、午後の熟議に向けての準備をしていました。

04グリー 

 

グループ分け、自己紹介

学校毎に発声練習も兼ねて自己紹介と本日の意気込みを発表していただきました。

 

茨城県立土浦工業高等学校

筑波大学附属桐が丘特別支援学校

埼玉県立浦和高等学校

東京都立農芸高等学校

茨城県立神栖高等学校 (発表順)

11学校紹介1

12学校紹介2

15学校紹介3

 

その後、ファシリテーターの紹介をしてから4 グループに分かれ、まずは改めてグループ毎に自己紹介を行いながら緊張をほぐしていきました。

 16ファシリテーター

 

第二部:熟議「高校生が考える心豊かな生活 ~ ICT×(家族・学校・地域)~」

グループに分かれ高校生熟議を開始しました。メモや付箋紙を活用しながら模造紙に貼り付けて意見を整理分類しまとめて行きました。細かなテーマにしぼった班や少し大きなテーマで取り組んだ班などいろいろとありました。また企業の方もサポータとして入っていただきました。専門的な質問が出るとすばやく答えてくださいました。

議論のまとまったグループから発表用プレゼン資料の作成を進め、時間ぎりぎりまで発表の練習等を行っていました。

21熟議1

22熟議2

23熟議3

24熟議4

25熟議5 

 

第三部:グループ発表

プレゼンテーションソフトを活用して各グループ3分程度の発表を行いました(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)。

 

《各グループタイトル》

 グループ2:「ICT」と「心豊か」

 グループ3:愛と充実

 グループ4:BOSSの考える心豊かな生活

 グループ1:愛CTの出発 今は、T→C→I? (発表順)

 

各グループ、時間を守りながら、熟議でまとめた内容を大きな声で発表してくれました。

31 1班発表

32 2班発表

33 3班発表

34 4班発表 

 

 グループ発表終了後、11月3日に開催される東京サミットに行く代表選考を行い、茨城県立土浦工業高等学校が代表校に選出され、サミットへの意気込みを発表してくれました。

 

講評:

ネット教育アナリスト 尾花 紀子 様

 最後に、尾花様より講評をいただきました。講評では、一人も置いてけぼりにならずに熟議が進められていたことが非常に嬉しかったとの感想をまずはいただきました。

 今年は非常に難しいテーマでしたが、各グループにおいて「心豊か」を考える際に、愛や愛情といったことが多く発言として出ていたこと、勉強が生徒の皆さんの「心豊か」を邪魔している(時間がない)との意見が出ていたが、大人になると他人のために自分の時間を使うことも多く、非常にうらやましいことであることについてお話しいただきました。

 また、生徒の皆さんは日常における時間の使い方が上手く、勉強もしながらネットでもつながり現実でも生かそうとしていること、学校や塾、SNS等でも今日、熟議を行って考えたことを広めていって欲しいという貴重なご意見もいただきました。

 41 講評

 

42集合写真

 

「開催報告書」他

pdfファイル「高校生ICT Conference2017 in 東京_イベント開催報告書」(PDF:652kB)

pdfファイル「高校生ICT Conference2017 in 東京_グループ発表資料」(PDF:577kB)