新型コロナウイルス対策のために登校できない期間が続いておりますが、当協議会が3月に実施した保護者の意識調査結果が出ましたのでスマホの利用時間に関して掲載してみました。

 

◆2018年度の調査時点でも保護者はスマホ依存が大きな関心事でした。

2018年度ペアコン調査

 

◆2019年度に行った調査でも昨年度調査と同様の傾向でした(2020年3月実施)

2019年度ペアコン調査

 

◆調査はネット利用に関する10の課題(下記の①~⑩)について行いました

①  スマホ依存

②  対面コミュニケーションへの影響

③  学習・成績への影響

④  身体(目、姿勢、ほか)や健康への影響

⑤  ネットいじめ被害/加害

⑥  個人情報の漏えい

⑦  誘い出しや性的被害

⑧  課金

⑨  不適切な情報発信

⑩  不適切な情報(違法有害情報)に触れることや、その影響

 

保護者は以前からスマホ依存について強い関心を持っていて、子どものネット利用に向き合っていたと思います。

しかしながら外出自粛が続くことによりネット利用が増加することはやむを得ないことから、利用時間の約束など家庭内で取り決めたルールがなし崩しになって、極端な利用時間になってしまう可能性があります。

オンライン授業などスマホの利用シーンも増えていますが、一方で時間を持て余して目的の無い利用も増えてるといった声もありますので、自宅に留まる時間が増える今こそ”スマホの時間割”を決めて目的毎にメリハリをつけた生活を送りましょう。

なお、スマートフォンには利用時間を制限する機能がありますので、それらを上手く活用することによりネットを適切に利用できるよう今一度考えてみてはどうでしょうか。

スマホの利用時間設定などの対策をはじめ、保護者の悩みについて「子どもとネットのトリセツ」に記載しています。スマートフォンで見やすいようにレイアウトしていますので参考にしてください。