インターネットやそれに接続するスマートフォンやタブレット端末等の急激な普及によって、青少年をめぐる日常生活のメディア環境は大きく変化しています。
 青少年は、このようなメディア環境を利用して、日常的にさまざまな情報に接する機会が増加するとともに、容易に情報を発信することも可能になり、そのプラス面だけでなく、違法・有害情報、いじめや依存、不適切投稿をはじめとする問題行動等のマイナス面の影響も顕在化し社会問題にもなっています。

 安心ネットづくり促進協議会では、このようなインターネットと青少年の社会性について、実証的な調査研究を実施し一定の定量的な分析を行うことにより、今後のこれらに対する施策(対策)が有効かつ効果的に行われるよう、2012年度より「国内で研究活動を行う教育機関や企業等の研究者」を対象に、公募方式により「研究支援」を行っております。

 今般、2012年度研究支援事業で2013年度に調査研究が行われ成果報告のあった、「インターネットと青少年保護に関する研究」に関わる4件の研究テーマについて公開し、青少年のインターネット環境整備の諸活動において、広く活用・参考にしていただくため、ホームページに掲載をいたしました。

 こうした研究の積み重ねが、またこれらの研究成果が、インターネット問題に対する解決を適切なものとしていく一助となることを、関係者一同心より願っております。

 末筆ながら、本事業の遂行に当たり研究者の皆様方をはじめご支援ご協力いただきました多くの皆様方に、厚く御礼申し上げます。


2014年11月
安心ネットづくり促進協議会

2012年度研究支援事業 最終報告書

2012年度研究支援事業 最終報告書
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研究支援事業について
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