- 日時
- 2016年08月28日 (日) 10:00-17:00
- 会場
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大阪ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行大阪支店)
大阪市中央区和泉町2-2-2
高校生ICT Conference 2016 in 大阪 開催概要
日時: | 2016年8月28日(日) 10:00-17:00 |
場所: | 大阪ユビキタス協創広場 CANVAS(内田洋行大阪支店) |
参加人数: | 熟議参加生徒 49人 |
参加校: | ・羽衣学園高校 |
高校生、教員、企業関係者など91名の参加者を得て、「ネットトラブル!どうする?【予防】と【対策】~トラブルに巻き込まれないために、巻き込まれたら~」をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。
【リアル熟議】
司会進行・主旨説明
大阪私学教育情報化研究会 副会長 米田 謙三様
本日の高校生ICT Conferenceの主旨や概要及びスケジュールなどについて簡単に説明していただきました。
文部科学省生涯学習政策局青少年教育課
青少年有害環境対策専門官 佐藤 貴 様
文部科学省と高校生ICT Conferenceの関係や高校生への期待、大会後の取り組みなどについて、お話をいただきました。
第一部:「事業者講演」
一般社団法人・情報教育研究所 代表理事 永坂 武城 様
「本当の原因はなんだろう?」
ネットトラブルとは何なのか、事例を踏まえて説明頂き、予防と対策を行うには、原因の本質を考える事が重要であり、本質が見抜ければ、常識が変化しても対応できることを教えていただきました。(講演資料(PDF:2.5MB))
株式会社サイバーエージェント メディアサポート室 室長 中村 広毅 様
「ネットトラブル 〜Amebaでの事例〜」
Amebaのサービスの中で実際に発生した事例をもとに、ネットトラブル発生の詳細、またAmebaでの対処方法の説明、実際にWebを見ながら講演を行ってくださいました。
プレゼンの内容をしっかり参加生徒はメモをとりながら次の熟議に備えていました。プレゼンの内容も 現在の問題点、今後の課題、これからの活用方法、企業の立場からの提案などいろいろなアイデアが盛り込まれていて大変有意義なものでした。
ファシリテーター・参加校紹介 および グループ分け
ファシリテーターを務める大学生から本日の目標と担当グループの発表が行われ、その後、参加学校ごとに、簡単に学校紹介と自己紹介をしていただきました。
(順不同)
・羽衣学園高校
・関西学院千里国際高等部
・大阪府立今宮高等学校
・神戸大学附属中等教育学校
・東海大学付属仰星高等学校
・兵庫県立千種高等学校
・大阪市立東高等学校
・大阪府立旭高等学校
・大阪府立東百舌鳥高等学校
・奈良県立奈良朱雀高等学校
その後、グループ分けを行ない、7つのグループに分かれました。
アイスブレイク、熟議注意点説明
大阪府立東百舌鳥高等学校 勝田先生
名前リレーで自己紹介しながら緊張をほぐした後、午後の熟議に向け説明いただきました。
第二部:熟議「ネットトラブル!どうする?【予防】と【対策】~トラブルに巻き込まれないために、巻き込まれたら~」
グループに分かれ大学生がファシリテーターとなって、高校生熟議を開始しました。ネットトラブルをメモや付箋紙を活用しながら模造紙に貼り付けて意見を整理分類しまとめて行きました。予防・対策については、テーマにしぼった班や少し大きなテーマで取り組んだ班などいろいろとありました。
熟議の中で分からない事は、企業の方もサポータとして入っていただき、すばやく答えてくださいました。
今回、ファシリテーターは大学生でしたが、事前にフォームやまとめ方を打ち合わせして、滞りなくまとめることができました。
第三部:グループ発表
各グループともプレゼンテーションソフトを活用して3分の発表を行いました。
(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)
講評:総務省 近畿総合通信局 電気通信事業課 課長 原 彰宏 様
以下コメントをいただきました。
「インターネットを上手使う事が大切であり、今回のように、自分の周りで起こっていることを話し合い、まとめ、発表する事は有意義である。
大人はネットの仕組みトラブルを知らないので、実際に使っている皆さまに教えてもらいたい。
今回話し合った事を、学校に戻って話しあってほしい。」
その後、引率の先生と各校の生徒代表、ファシリテーターが集まり、11月3日に開催されるサミットの代表選考を行い、大阪府立東百舌鳥高等学校が代表校に選出され、発表されました。
「開催報告書」他
高校生ICTConference2016 in 大阪 開催報告書(PDF:471kB)