日時
2016年08月20日 (土) 10:00-17:00
会場

ガレッソホール
(新潟市中央区花園1丁目2番2号 コープシティ花園[ガレッソ])

高校生ICT Conference 2016 in 新潟 開催概要

日時:

2016年8月20日(土)10:00-17:00

場所:

ガレッソホール
新潟市中央区花園1丁目2番2号 コープシティ花園[ガレッソ]

参加人数:

熟議参加生徒 32人
見学者 40人(教員・教育関係者・その他)
合計:72人

参加校:

新潟県立新潟南高等学校
新潟県立新津工業高等学校
敬和学園高等学校
新潟県立新津高等学校
新潟県立巻高等学校
新潟第一高等学校 (順不同)

高校生、教員、企業関係者など72名の参加者を得て、「ネットトラブル!どうする?【予防】と【対策】~トラブルに巻き込まれないために、巻き込まれたら~」をテーマに高校生がグループに分かれて活発な議論と発表を行いました。

【リアル熟議】

司会進行・主旨説明
高校生ICT Conference実行委員会 吉岡 良平 様
高校生ICT Conferenceの概要及び本日の大まかな流れを簡単に説明していただきました。

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開会の挨拶
内閣府 政策統括官(共生社会政策担当)付
 参事官(青少年環境整備担当)付 専門官 大原 清明 様
高校生ICT Conferenceの意義及び内閣府の役割についてもあわせて紹介いただきました。

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総務省 信越総合通信局 情報通信部 電気通信事業課
課長 中島 淳 様
総務省が毎年実施している通信利用動向調査結果についてとインターネットを「正しく使いこなす能力(リテラシー)」を伸ばして、「自分の判断や責任で、インターネット社会の荒波を乗り切る能力」を育てる・習得することの重要性及び本カンファレンスに期待する点について、お話をいただきました。

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第一部 事業者による講演

LINE株式会社 政策企画室 高橋 誠 様
「友だちとの言葉のやりとりで、トラブルにならないようにするために」をテーマに講演してくださいました。
ネットトラブルの予防と対策の一例として"悪口"について考える内容で、「自分にとって嬉しい言葉でも悪口になる」「悪口とは、自分が言われて嫌な言葉ではなく"相手が嫌だと思う言葉"である」と話していただきました。

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株式会社ディー・エヌ・エー システム本部カスタマーサービス部長 西 雅彦様
「スマホやインターネット利用時のトラブル事例と回避策について」をテーマに講演してくださいました。

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参加校 学校紹介 および グループ分け
参加学校ごとに、簡単に学校紹介と自己紹介をしていただきました。
自己紹介の後、6つのグループに分かれ、各グループ内で自己紹介などを実施しました。

第二部:熟議「ネットトラブル!どうする?【予防】と【対策】~トラブルに巻き込まれないために、巻き込まれたら~」
グループに分かれ大学生がファシリテーターと書記を担当し、高校生熟議を開始しました。メモや付箋紙を活用しながら模造紙に貼り付けて意見を整理分類しまとめて行きました。
また企業の方もサポータとして入っていただきました。専門的な質問が出ると
すばやく答えてくださいました。ファシリテーターは事前に進行やまとめ方を打ち合わせして、滞りなくまとめることができました。(詳細は別紙「熟議録」をご参照ください)

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第三部:グループ発表
各グループともプレゼンテーションソフトを活用して3分程度の発表を行いました。(詳細は別紙「グループ発表資料」をご参照ください)

グループ1:「ネットトラブル防止」
・LINE上でのトラブル(誤解or既読無視)
 予防・対応策~わかりやすく伝える(文章の再確認、スタンプのみはやめる)
        相手の立場に立つ、相手の真意を確認する
・盗撮、無断アップロード
予防・対応策~撮るとき載せるときは相手に許可を取る
・アプリ依存
 予防・対応策~将来のことを考える(自分の意思を持つ、時間を決める、親に預ける)、「ご褒美システム」(やることをやったらネットを利用できる)を導入する
・まとめ~ネット上は他人に見られていることを忘れない、強い意志を持つことが
大切

グループ2:「画像拡散について」
・ネット上での起こりうるトラブル(顔写真などの画像の拡散)
 予防策~写真を載せない、写真を撮らせないなど
対応策~とりあえず画像を消してもらい相手に注意する
拡散されたらその時はあきらめるしかない

グループ3:「ネットトラブルの分類と対策」
・ネットトラブルを3つに分類する
① 規模が大きい事案
爆破予告、有名人への悪口・公開処刑動画等個人への影響は小さい)
② 規模が中くらい
軽く傷つく~個人情報の流出
とても迷惑~アカウントの乗っ取り
③ 規模が小さい
グループラインでの無視・ツイッターの悪口(個人への影響が大きい)
・予防策
ほうれんそう(報告・連絡・相談)
 フィルタリング、パスワードの強化、アカウントに鍵、警戒心を強くして情報漏
洩を防ぐ、携帯を使わせない、直接言い合える環境つくり
・対応策
① 規模が大きい事案 
例:爆破予告
身の安全確保など、周りの人に出来ることをする
② 規模が中くらい
  例:アカウントの乗っ取り
詳しい人に相談、頼れる大人に助けを求める  
③ 規模が小さい
  例:SNSでケンカしたら...
  携帯を使わず直接本音で話し合う

グループ4:「ネット利用~自分たちの身の回りで起きている問題について考えよう」
・LINEの問題(友達からの嫌がらせ、画像無断転載など)
その他のSNSの問題(個人情報の特定、なりすまし、著作権)
サイトやゲームでの問題
・予防策
ID、パスワードを複雑にしてアカウントの管理を厳重にする
 知らないメールや電話は無視、又は即ブロック
 一人で悩まず相談する
 個人情報は載せない
 相手の気持ちを考えて文面を打つ、写真は許可を取るなど
・対応策
迷惑行為→個人情報を答えない、迷惑メール等が多い場合はアドレスを変更する
 プライバシー→相談所へ連絡、通報する
 架空請求→親や信頼できる人に話す、無視する
 ウイルス→ウイルスを消す、買い替える
 写真・動画→許可なしに載せたものは削除する、勝手に載せない
 悪口→言い返さない、自分が悪かったら素直に謝る
・まとめ
 どんなに予防してもネットトラブルをなくすことはできない。一度失敗したこと
や後悔したことは繰り返さないという心がけが大切だ。

グループ5:「ネット上の会話での受け取り方のすれ違い」
・トラブルの具体例:
語尾に『w』をつけなかったら、冗談で起こっている絵文字を付けたら、怒って
いると勘違いされてしまった
・予防策
 自分の言葉に責任を持つ
・対応策
 柔らかい表現や顔文字を使うなど文章を工夫して気持ちを伝える
又は、携帯を使わず相手に直接伝える

グループ6:「LINEによるトラブル~個人情報の流出~」
・予防策
 写真を撮られた時点で友人にLINEに上げるか聞く
 理解してもらうまでLINEのトーク内で会話を続ける
・対応策
 LINEのIDを非公開に設定するなど
・まとめ
写真を上げるにしろメッセージを送るにしろ必ず「確認」することが大切

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 その後、引率の先生と各校の生徒代表が集まり、11月3日に開催される東京サミットに行く代表校の選定投票を行い、敬和学園高等学校が代表校に選出され、発表されました。

全体講評 敬和学園大学 教授 一戸 信哉 様
以下コメントをいただきました。
「SNSやメッセージング、それぞれのツールの特徴をとらえて、どのように友だちとつながり、発信するべきなのか。現状を踏まえた非常によい議論が行われたように思います。学校の枠を超えて、さまざまな高校の皆さんが、このテーマでともに議論できた意義は大きいと思います。
ただ最終的なプレゼンでの提案は、やや具体性やインパクトがかけていました。『予防』と『対策』についての具体的な提案は、非常に難しかったと思いますが、もう少し焦点をしぼった提案をまとめることができれば、なおよかったと思います。」

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「開催報告書」他

pdfファイル高校生ICTConference2016 in 新潟 開催報告書(PDF:719kB)

pdfファイル高校生ICTConference2016 in 新潟 熟議録(PDF:521kB)

pdfファイル高校生ICTConference2016 in 新潟 グループ発表資料(PDF:481kB)

pdfファイル高校生ICTConference2016 in 新潟 アンケート集計結果(PDF:965kB)